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SAPPORO SNOW FESTIVAL 2024 PROJECTION MAPPING

『2024さっぽろ雪まつり』大雪像「旧札幌停車場」プロジェクションマッピング

Client
Deliverable
テクニカルディレクションテクニカルプロダクションプロジェクションマッピング企画制作映像制作
Year
2024

Overview

『2024さっぽろ雪まつり』大通会場にて、三代目の札幌駅舎をモチーフに制作された「旧札幌停車場」の大雪像にHTB北海道テレビ放送と共催でプロジェクションマッピングを行い、プリズムはコンテンツ企画・映像制作・プロジェクション機材/技術オペレーションと、制作およびテクニカルを包括的に担いました。

今年のコンテンツのタイトルは『Station』。季節が巡るなか数々の出会いや別れを見守り続ける「駅」をテーマに、誰もが共感する普遍的なストーリーをあたたかなタッチのアニメーションで展開し、多くの観光客や地元の方々にお楽しみいただくことができました。

Context

大雪像「旧札幌停車場」は、「北海道開拓の村」入場口のシンボルにもなっている三代目の札幌駅駅舎を再現したもので(現駅舎は五代目)、精細な箇所まで忠実に再現された本雪像は今年の雪まつりの見どころのひとつとなりました。

本雪像へのプロジェクションマッピングは、プリズムとHTB北海道テレビ放送(以下、HTB)との共催で行われました。インバウンド客も含めたより多くの方々の心に残る体験をお届けするため、例年よりもストーリー性があるものに挑戦したいというプリズムの提案を、HTBをはじめ関係各所に快く受け入れていただきコンテンツ開発が進みました。

「駅」という世界中で普遍的な出会いと別れの場所を舞台に、ひとりの女性の人生を描くという内容に決定したあとは、ゲストクリエイターとして北海道を拠点に活躍中で、あたたかいタッチに定評があるイラストレーターの坂本奈緒さん、そして同じく北海道を拠点に活躍している畑中正人さんに本年もサウンドデザインを担っていただきました。

構想から実現までかなりタイトな日程でしたが、プロジェクションマッピングの華やかさとダイナミックさがありつつも、観た人の心にあたたかく寄り添ってくれる素敵なショートストーリーをお届けすることができました。

【プロジェクションマッピングコンテンツテーマ】
『Station』
世界中で人々の日々を紡ぐ「駅」。
旧札幌停車場は歴史と感動の舞台。
数々の出会いや別れを駅舎は見守り、季節が巡っていく場所。
お届けする普遍的なストーリーはきっとあなたの物語でもあるでしょう。

【イラスト制作】坂本奈緒
【サウンドデザイン】畑中正人

【総合プロデュース】プリズム 新谷暢之
【アシスタントプロデューサー】プリズム 冨澤由紀
【プロジェクションコンテンツ制作】プリズム 出羽岳史
【チーフオペレーター】プリズム 吉岡孝訓

【撮影・編集】株式会社 BRONSON

【大雪像制作】陸上自衛隊第11旅団第18普通科連隊
【後援】札幌市 北海道歴史文化財団 北海道開拓の村
【共催】HTB北海道テレビ放送

◾️ 開催概要
【会場】『2024さっぽろ雪まつり』大通会場8丁目 雪のHTB広場
【期間】2024年2月4日(日)〜2月11日(日) ※会期中毎日 17:30~20:30
※30分おきに1回上映予定。会期中毎日実施。会場の混雑状況で上映スケジュール変動有。
【2024さっぽろ雪まつり】公式サイト:
https://www.snowfes.com/
【2024さっぽろ雪まつり】イベントスケジュール:
https://www.snowfes.com/news/564.html

Skill/Challenge

  • 01

    例年同様、オペレーションブースは雪像正面にあるプレハブの二階に設置されました。
    気象条件によって日々若干変化する形状に合わせてプロジェクションを調整するなど、建築物とは異なる難しさが雪像にはありますが、機材の進化とこれまでの経験により、本年も期間中常にベストな状態を保つことが出来ました。

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